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四寸

2026.06.29  カテゴリ:

以前、上棟の時に
「ひさともさんは材料重いんだったー!」
と言われたことがあります。

何が重いかというと、柱。
世の中で良く採用されている構造材(柱や土台)は、3.5寸(柱の太さが10.5cm)なんですね。
4寸(12cm)を使っている会社が多いと思っていたので、びっくりしました。

法改正があってから構造計算が必須になったので
どの会社でも、3.5寸の柱径でも大丈夫なように計算されているはず。
もちろん弊社も、許容応力度計算をして耐震等級3を必ず取得します。
そうなると、3.5寸の柱でもよいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、 4寸は3.5寸に比べて断面積が約1.3倍になります。
また、実験値や理論上の計算において、
4寸柱は3.5寸柱の約1.5倍〜1.9倍の荷重まで
座屈せずに耐えることができるとの結果があります。

ネットを見ると、4寸柱のデメリットとして
「コストアップになる」「部屋が若干狭くなる」という記事をよく見ます。
物価高の今、4寸柱は主流ではないかもしれません。
「構造はバランスだから、柱の太さは関係ないよ」という理論に対しては
納得もしていますし、反対する気もありません。
でも、リホームの現場で瘦せた木を見たり、
木材の継手などの切り欠き加工を考えるとやはり心配になります。

繰り返す地震に耐えるために、永く暮らしていただくために
ひさともでは、「構造材の柱と土台は4寸」を
標準仕様のまま、ご提案したいと考えています。



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