家の隙間、あった方がいい?ない方がいい?
2020.12.17 カテゴリ:
ひさともでは、気密(C値)測定を全棟で実施しています。
C値をざっくりご説明すると、
家にどれくらいの隙間があるのか?という数値です。
そのC値を出す為に、気密測定をします。
「もう少し詳しく知りたい!」という方は、
こちらのブログを見て頂ければと思います。
C値が小さければ小さいほど隙間の少ない家です。
「たくさん隙間があった方が息苦しくないのでは?」
「数値が良い(小さい)メリットって?」
などと、思う方もいらっしゃるかと思います。
隙間(C値)が小さいと、計画通りに換気が行えます。
隙間(C値)が大きいと、計画通りの換気が行えず
部屋の隅々までうまく換気できません。
計画通りの換気が出来る=部屋の空気をキレイに保てる。
=窓を開けて換気する必要がない。
今日のような極寒の日にわざわざ窓を開けて
暖かい空気を出し、冷たい空気を取り入れたくないですよね。
真夏の日も、同じだと思います。
ちゃんと換気されるので、息苦しさもありません。
むしろ隙間(C値)が大きい家のほうが、
空気が淀みやすく快適ではないのです。
なので、隙間(C値)が小さい家ほど
部屋の空気をキレイに保ち快適に過ごせる。
そして、エアコン代等の光熱費のムダがない。
この二つが、気密のとれた家の最大のメリットだと考えています。
因みに、計画通りに換気できるC値の数値は、1.0以下。
ひさともの家では、0.5以下を標準としています。
先日も某物件の気密測定をしたところ、0.3でした。
気密(C値)測定を実施しないハウスメーカーさんや工務店さんが多い中
測定し、言えるのは、自信があるから。
その自信を持てるのは、丁寧な施工をしてくれる職人さん達がいるから。
そんな職人さん達に感謝です。
平野